菱面体晶系(読み)りょうめんたいしょうけい(その他表記)rhombohedral system

日本大百科全書(ニッポニカ) 「菱面体晶系」の意味・わかりやすい解説

菱面体晶系
りょうめんたいしょうけい
rhombohedral system

結晶系一つ格子定数abcαβγ≠90゜の関係があり、単位格子のつくる平行六面体1本の体対角線が3回軸となる最低の対称要素をもつ。ブラベ格子としては単純格子となり、記号Rが与えられるが、三方晶系格子に変換できるため、結晶系の分類に際しては三方晶系として扱われることが多い。

[岩本振武 2015年7月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「菱面体晶系」の意味・わかりやすい解説

菱面体晶系
りょうめんたいしょうけい

三方晶系」のページをご覧ください。

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