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結晶系 けっしょうけいcrystal system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

結晶系
けっしょうけい
crystal system

晶系ともいう。結晶軸の長さと方向とが等価であるかどうかで定まる結晶の分類。結晶軸の軸比と軸角によって立方晶系 (等軸晶系) ,六方晶系正方晶系三方晶系 (菱面体晶系) ,斜方晶系単斜晶系三斜晶系に分類される。どの結晶系に属するかによって光の屈折率電気伝導弾性などに異方性がみられる。

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百科事典マイペディアの解説

結晶系【けっしょうけい】

結晶を対称性によって系統的に分類したもの。晶系とも。結晶面の記載(面指数)を簡単にするための座標系(結晶軸)の選び方は6通りあり,3軸(前後a軸,左右b軸,上下c軸)との交角(軸角)および軸の単位の長さの比(軸率)は次のようになる。
→関連項目完面像結晶格子光軸三斜晶系水晶正方晶系等軸晶系半面像ブラベ格子有理指数の法則六方晶系

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大辞林 第三版の解説

けっしょうけい【結晶系】

結晶体を、結晶軸の数・長さ、各軸相互間の角度によって分類したもの。立方(等軸)・正方・斜方・単斜・三斜・三方・六方の七晶系がある。晶系。

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世界大百科事典内の結晶系の言及

【結晶】より

…結晶を微視的に見た場合,空間群は230種類可能であったが,巨視的に見るとその対称は32種の点群に限られ,これらを結晶族または晶族という。
[結晶系]
 空間格子の格子点の一つを固定しての運動によって,格子をそれ自身に重ね合わすような対称操作をすべて含む点群を求めると,表における第4列の7種のものが得られ,これらを完面像点群(晶族)という。これらの点群によってそれ自身に重ねられる結晶格子は,その格子線の方向や周期が対称を反映しており,今後は結晶軸も対称を表す格子線の方向にとりかえることにする。…

※「結晶系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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