萌葱匂(読み)モエギニオイ

精選版 日本国語大辞典 「萌葱匂」の意味・読み・例文・類語

もえぎ‐におい‥にほひ【萌葱匂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「萌葱匂威(おどし)」の略 ) 鎧(よろい)の威の萌葱色を上から下へ順に薄くしたもの。
    1. [初出の実例]「中将成親は、紺地のにしきのひたたれに、萌黄匂のよろひ」(出典:平治物語(1220頃か)上)
  3. もえぎ(萌葱)の匂
    1. [初出の実例]「もゑぎにほひの裏うちたる竹笠」(出典:曾我物語(南北朝頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む