精選版 日本国語大辞典 「萌葱色」の意味・読み・例文・類語 もえぎ‐いろ【萌葱色】 〘 名詞 〙① =もえぎ(萌葱)①[初出の実例]「十二三なる娘の子の正月布子と見えて、もえぎ色に染かのこの洲崎」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)五)② =もえぎ(萌葱)② 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
色名がわかる辞典 「萌葱色」の解説 もえぎいろ【萌葱色】 色名の一つ。JISの色彩規格では「暗い緑」としている。一般に、葱ねぎの萌えいずるような青みがかった濃い緑。古くは音が同じ「萌黄」を萌葱とも記述したため同色とする説もあるが、JISの色彩規格では異なる色としている。歌舞伎舞台に設けられている引き幕「定式幕じょうしきまく」は萌葱色、柿色、黒の3色。柿色は団十郎茶ともいう。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報