萩原郷(読み)はぎわらごう

日本歴史地名大系 「萩原郷」の解説

萩原郷
はぎわらごう

現上萩原・中萩原・下萩原付近に比定される。地名は「はぎはら」ともよばれる。至徳四年(一三八七)成立の「塩山抜隊和尚語録」に「甲州路萩原」の法音禅尼の名がみえ、同尼の七周忌が修されている。文安二年(一四四五)一一月一五日の武田信重寺領目録写(甲斐史料集成稿)に萩原郷のうち小山(こやま)年貢銭二貫文とあり、板垣殿寄進と記される。同所は同月二七日付の沙弥常光寺領覚書(向嶽寺文書)によれば、幸雲是甚大師の菩提のために板垣氏から寄進された地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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