大和田宿(読み)おおわだしゆく

日本歴史地名大系 「大和田宿」の解説

大和田宿
おおわだしゆく

[現在地名]八千代市大和田・萱田町

佐倉道(成田道)宿駅で、西方三里九町の船橋宿と東方二里の臼井うすい宿(現佐倉市)に継立てる。大和田村と萱田かやだ町が宿役を担い、両村の街道沿いには町場が形成されていた。当宿は千葉氏の一族徳川家康の命で町立てしたと伝え、萱田町は佐倉藩主土井利勝の時代に整備されたというが、いずれも未詳。文禄四年(一五九五)と推定される六月四日の伊奈忠次等連署手形(谷本家文書)に「うすい」と「ふなはし」の間に「大わた」と記載されており、森山もりやま(現小見川町)より江戸浅草まで柑子を駄送するにあたり人足を出すよう命じられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む