日本歴史地名大系 「落地村」の解説 落地村おろちむら 兵庫県:赤穂郡上郡町落地村[現在地名]上郡町落地上栗原(かみくりばら)村の南、梨(なし)ヶ原(はら)川中流域の谷地に立地する。山野里(やまのさと)村からの古山陽道と、有年(うね)村(現赤穂市)から鯰(なまず)峠越の山陽道が当地で交わる交通上の要地。江戸時代の領主の変遷は下栗原村に同じ。慶長一四年(一六〇九)の安室之内落地村検地帳(落地自治会文書)によれば田方一〇町余。寛永一〇年(一六三三)池田輝興は青野半左衛門に落地村内五五石余を宛行っている(「池田輝興家臣地方知行状」上郡町史編纂室蔵)。正保郷帳では田高一〇六石余・畠高八〇石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by