日本歴史地名大系 「落影村」の解説 落影村おちかげむら 長野県:上水内郡信濃町落影村[現在地名]信濃町大字穂波(ほなみ)現信濃町の南部中央。北国脇往還に沿った村。北及び東は、古間(ふるま)川(鳥居川)をもって、それぞれ小古間(こふるま)村・船竹(ふなたけ)村、東南は枝郷戸草新田(とぐさしんでん)村、南は小玉(こだま)村(現牟礼村)・辻屋(つじや)村、西は中島新田(なかじましんでん)村に接する。村の大半は鍋(なべ)山(七四三・六メートル)の山地をもって占められ、その南山麓に小盆地がある。鍋山西側の山腹を南北に北国脇往還が通り、その西麓に街道に沿って集落があり、そこで分岐した脇道が辻屋村・石橋新田(いしばししんでん)村・芹沢(せりざわ)村(現牟礼村)を経て坂中(さかなか)道に通ずる。稲附(いねつけ)・辻屋両村とともに「新田」とつかない村で、古く成立したものと思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by