葛羊羹(読み)クズヨウカン

デジタル大辞泉 「葛羊羹」の意味・読み・例文・類語

くず‐ようかん〔‐ヤウカン〕【葛羊×羹】

葛粉あんなどを加えて練り、蒸した羊羹。正月用の菓子として、切り山椒ざんしょうとともに食べた。

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精選版 日本国語大辞典 「葛羊羹」の意味・読み・例文・類語

くず‐ようかん‥ヤウカン【葛羊羹】

  1. 〘 名詞 〙 葛粉に砂糖、食塩小麦粉赤小豆生餡を加えて練り、器に流し込んで蒸したもの。新春恒例の菓子として、切り山椒と共に食べた。
    1. [初出の実例]「テーブルの上には屑羊羹に塩煎餠」(出典:つゆのあとさき(1931)〈永井荷風〉二)

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