葛西猛千代(読み)カサイ タケチヨ

20世紀日本人名事典 「葛西猛千代」の解説

葛西 猛千代
カサイ タケチヨ

明治〜昭和期の北方民族研究



生年
明治3年(1870年)

没年
昭和26(1951)年

出身地
青森県

経歴
郷里の青森県で警察官となる。明治40年樺太庁に移り、アイヌニブヒなどの生活環境調査。44年辞職し、樺太南部の郵便局長を務める傍ら、北方民族の研究を続けた。著書に「樺太アイヌ民俗」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葛西猛千代」の解説

葛西猛千代 かさい-たけちよ

1870-1951 明治-昭和時代前期の民族研究家。
明治3年生まれ。郷里の青森県で警察官となる。明治40年樺太(からふと)庁にうつり,アイヌ,ニブヒなどの生活環境を調査。44年辞職し,樺太南部の郵便局長をつとめながら北方民族の研究をつづけた。昭和26年死去。81歳。著作に「樺太アイヌの民俗」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む