葛鬱金(読み)くずうこん

精選版 日本国語大辞典 「葛鬱金」の意味・読み・例文・類語

くず‐うこん【葛鬱金】

〘名〙 クズウコン科の多年草。熱帯アメリカ原産で、日本には明治末期に渡来し、観賞用に栽培される。茎は高さ六〇~九〇センチメートルになり叢生する。葉は長さ三〇センチメートル内外の長楕円形で長い柄があり、茎にはかま状に二列に並び、白斑のはいったものもある。花は白色の三弁花で小さい。塊根からは澱粉がとれ、西インド諸島では食用とする。アロールート

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「葛鬱金」の意味・読み・例文・類語

くず‐うこん【葛鬱金】

クズウコン科の多年草。高さ60~90センチ。葉は長楕円形で柄が長い。花は小さく白色。熱帯アメリカの原産で、塊根をアロールートとよび、でんぷんをとる。日本には明治時代に渡来し、観葉植物とされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「葛鬱金」の解説

葛鬱金 (クズウコン)

植物。クズウコン科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android