ぶどう〔ブダウ〕【×葡×萄】
1 ブドウ科の蔓性の落葉低木。蔓は屈曲し、葉の変形した巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状で浅い切れ込みがある。初夏、黄緑色の小花が集まって咲き、秋に多汁の実が房状に垂れ下がる。実は生食のほかジャム・ジュースやぶどう酒の原料とする。日本にはヨーロッパ系のものが中国を経て伝わり、江戸初期から棚作り法で栽培される。《季 秋 花=夏》「―食ふ一語一語の如くにて/草田男」
2 「葡萄色」の略。
3 紋所の名。ブドウの葉や実を図案化したもの。
[類語]山葡萄・巨峰・マスカット・デラウェア
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
えび【葡萄】
〘名〙
※
書紀(720)神代上(水戸本訓)「因りて黒き鬘
(みかつら)を投げたまふ。此れ即ち
蒲陶(エビ)と
化成(な)る」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
葡萄 (ブドウ)
学名:Vitis vinifera
植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物
葡萄 (エビ)
植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物,薬用植物。エビズルの別称
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報