葦浦屯倉(読み)あしうらのみやけ

日本歴史地名大系 「葦浦屯倉」の解説

葦浦屯倉
あしうらのみやけ

安閑天皇の時代に全国的に設置されたとされる屯倉の一つで、「日本書紀」安閑天皇二年五月九日条に近江国の葦浦屯倉とみえる。同年八月および九月条によって全国的に屯倉が設置されたことが知られる。安閑朝における屯倉設置記事については、「継体・欽明朝の内乱」の、戦後処置とみて、史実とする見解が有力であったが、近年は必ずしも安閑朝に一括設置されたのではなく、安閑朝から推古朝頃までの長い期間に、各地の豪族から献上された屯倉を、一括してこの記事にまとめて収載したとする説が有力で、葦浦屯倉も六世紀代近江の豪族から大和政権に献上されたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む