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蒙古ひだ もうこひだ

百科事典マイペディアの解説

蒙古ひだ【もうこひだ】

蒙古皺襞(しゅうへき),内眼角贅皮(ぜいひ)とも。内眼角(目がしら)にある皮膚のひだ。上まぶたから鼻側に向かって下行する鎌状のひだで,目がしらの赤い涙丘の一部または全部をおおう。
→関連項目モンゴロイド大人種

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蒙古ひだ
もうこひだ

蒙古人(モンゴロイド)に多くみられる内眼角眼瞼縁(がんけんえん)の特徴的なひだをいい、蒙古皺襞(しゅうへき)ともいう。上下の眼瞼縁(まつげが生えている部分)が鼻側で合する部分を内眼角(目頭)とよぶが、この部分は円い陥凹部(涙湖(るいこ))となっている。この涙湖や、涙湖の中の涙丘という高まりが、内眼角のひだで覆われてしまい、外部から見えない状態になるとき、これを蒙古ひだとよぶ。蒙古ひだは、上眼瞼縁の上側をこの眼瞼縁と平行に走る溝(上眼瞼溝(こう))が上眼瞼縁のごく近くを走る場合にできるもので、内眼角に向かって走り、内眼角を覆ってしまう。この場合、内眼角は外見上、鋭くとがる。上眼瞼溝が眼瞼縁からかなり離れて走ると、はっきりとした二重眼瞼(いわゆる二重瞼(ふたえまぶた))になる。日本人の蒙古ひだについては、ベルツE. von Baelz(ドイツの医師、1849―1913)が1876年(明治9)に来日し、最初に観察した。[嶋井和世]

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