蒸栗色(読み)むしぐりいろ

色名がわかる辞典 「蒸栗色」の解説

むしぐりいろ【蒸栗色】

色名の一つ。ブナ科クリの実の、蒸した果肉のような薄く柔らかな色調黄色食欲をそそる美味なイメージがある。色名としていつごろから用いられたかは明確でない。およそ4000~5000年前に栄えた青森県三内丸山さんないまるやま遺跡から、野生種ではない人間が栽培したクリの痕跡が発見されており、縄文時代から身近な存在であった。濃い茶色を意味する栗色は栗皮くりかわ色とも呼ばれたように外皮の色。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む