蒸気ポンプ(読み)ジョウキポンプ

デジタル大辞泉 「蒸気ポンプ」の意味・読み・例文・類語

じょうき‐ポンプ【蒸気ポンプ】

蒸気機関動力源とするポンプ
特に、明治大正時代に用いられた消防用のポンプ。

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精選版 日本国語大辞典 「蒸気ポンプ」の意味・読み・例文・類語

じょうき‐ポンプ【蒸気ポンプ】

  1. 〘 名詞 〙 ( ポンプは[オランダ語] pomp ) ( 原動機として現在の内燃機関がまだ一般化されておらず、原動機としてはもっぱら蒸気機関が用いられていた明治、大正頃の語 ) 蒸気機関で動かすポンプ。一般人の目には、これを備えた消防自動車が印象づけられて、消火ポンプの代わりにこの語を用いた。
    1. [初出の実例]「蒸気ポンプの試験を〈略〉執行せしが」(出典:郵便報知新聞‐明治二〇年(1887)七月三一日)

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