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蒸発皿 ジョウハツザラ

百科事典マイペディアの解説

蒸発皿【じょうはつざら】

化学実験で,溶液試料から溶媒を蒸発させるための容器。磁製のもののほか,ガラス製,石英製,金属製(白金ニッケル,鉛,鉄など)のものもある。丸底または平底で,内径5〜30cm程度のものが普通。一般に空気と液との接触面積を大きくするため浅くしてあるので直火を避けて水に浸した状態で加熱するほうがよい。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうはつざら【蒸発皿 evaporating dish】

溶液から溶媒を蒸発させて,濃縮あるいは乾固するための容器。普通は丸底,口付きであるが,平底のものもある。磁製で直径5cm(内容積約18cm3)から30cm(同約3.4l)程度のものが普通である。ほかにガラス製,石英製,白金,ニッケル,鉛,鉄などの金属製のものもある。一般に空気と液との接触面積を大きくするため浅く広くしてあるので,加熱には直火をさけて水溶,油溶などで使用するほうがよい。【中原 勝儼】

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大辞林 第三版の解説

じょうはつざら【蒸発皿】

化学実験の際、溶液を加熱濃縮、または蒸発乾固して溶質を析出させる操作に用いる深皿。磁製のものが多いが、ガラス製・白金製もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蒸発皿
じょうはつざら
evaporating dish

化学実験器具の一つ。溶媒を加熱蒸発させて溶液を濃縮し、あるいは蒸発乾固させるのに使われる丸底で注ぎ口のある深皿状容器。ガラス製、石英製、磁製、金属製のものがある。微量試料用の小形から、数リットル容量の大形のものまであり、沸騰を避けながらゆっくり加熱し、かつ液の蒸発面積が広くなるように使われる。[岩本振武]

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