精選版 日本国語大辞典 「蒸餠」の意味・読み・例文・類語 じょう‐べい【蒸餠】 〘 名詞 〙 ( 「しょうへい」「じょうへい」とも )① 饅頭(まんじゅう)。また、むした餠。[初出の実例]「もし在家より饅頭・乳饅・蒸餠等、きたらんは」(出典:正法眼蔵(1231‐53)示庫院文)[その他の文献]〔晉書‐何曾伝〕② パン。[初出の実例]「盖し其蒸餠を作る者は暁第四時より起き麺粉を調和して火に上せ」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外) むし‐もち【蒸餠】 〘 名詞 〙 蒸し菓子の別称。[初出の実例]「八木(こめ)一俵・白塩一俵・十字(むしもち)三十枚」(出典:日蓮遺文‐春初御消息(1282)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例