蒼翠(読み)ソウスイ

精選版 日本国語大辞典 「蒼翠」の意味・読み・例文・類語

そう‐すいサウ‥【蒼翠】

  1. 〘 名詞 〙 樹木などのあおあおとしていること。
    1. [初出の実例]「本森沈。今顦顇。長条縮折乏蒼翠」(出典文華秀麗集(818)下・代神泉古松傷衰歌〈嵯峨天皇〉)
    2. 「高山峨々として蒼翠(サウスヰ)を含み」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
    3. [その他の文献]〔謝朓‐冬日晩郡事隙詩〕

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普及版 字通 「蒼翠」の読み・字形・画数・意味

【蒼翠】そう(さう)すい

あお緑。〔老学庵筆記、二〕州の石山~に數家り。專ら石を取りて以て生を爲す。其の佳なるは、質、之れを叩けば、聲金玉の如し。然れども匠頗(すこ)ぶる之れを(かく)す。

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