蓂莢(読み)めいきょう

精選版 日本国語大辞典 「蓂莢」の意味・読み・例文・類語

めい‐きょう‥ケフ【蓂莢】

  1. 〘 名詞 〙 中国古代の伝説的な聖王堯の時代に生じたという瑞草。毎月一日から一五日までは毎日一葉ずつ生じ、一六日以後は一葉ずつ落ちるという草で、これによって暦を知ったという。蓂莢草。
    1. [初出の実例]「堯蓂莢満自諳暦、仙桂花開誰所栽」(出典文華秀麗集(818)下・和滋内史秋月歌〈桑原腹赤〉)
    2. 「祥瑞〈略〉蓂莢」(出典:延喜式(927)二一)
    3. [その他の文献]〔張衡‐東京賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む