蓂莢(読み)めいきょう

精選版 日本国語大辞典 「蓂莢」の意味・読み・例文・類語

めい‐きょう‥ケフ【蓂莢】

  1. 〘 名詞 〙 中国古代の伝説的な聖王堯の時代に生じたという瑞草。毎月一日から一五日までは毎日一葉ずつ生じ、一六日以後は一葉ずつ落ちるという草で、これによって暦を知ったという。蓂莢草。
    1. [初出の実例]「堯蓂莢満自諳暦、仙桂花開誰所栽」(出典文華秀麗集(818)下・和滋内史秋月歌〈桑原腹赤〉)
    2. 「祥瑞〈略〉蓂莢」(出典:延喜式(927)二一)
    3. [その他の文献]〔張衡‐東京賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む