蓬壺(読み)ホウコ

デジタル大辞泉 「蓬壺」の意味・読み・例文・類語

ほう‐こ【蓬壺】

《形がつぼに似ているところから》蓬莱山ほうらいさん異称
内裏上皇御所のたとえ。
治承聖代―に赴き」〈明月記・承元二年〉

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精選版 日本国語大辞典 「蓬壺」の意味・読み・例文・類語

ほう‐こ【蓬壺】

  1. ( その形がつぼに似ているところからいう ) 仙人のすむという蓬莱山別称。また、上皇の御所をたとえてもいう。
    1. [初出の実例]「偏慕杏壇之風。未蓬壺之雲」(出典明衡往来(11C中か)下本)
    2. [その他の文献]〔鮑照‐代君子有所思詩〕

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