蓬左(読み)ホウサ

精選版 日本国語大辞典 「蓬左」の意味・読み・例文・類語

ほう‐さ【蓬左】

  1. 古来熱田神宮を蓬莱宮といっていたところから、熱田神宮に向かって左、すなわち西の一帯の称。現在の名古屋市にあたる。
    1. [初出の実例]「蓬左の人々にむかひとられてしばらく休息する程」(出典:俳諧・笈の小文(1690‐91頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蓬左の言及

【名古屋[市]】より

…古くは那古野,名護屋,浪越とも書いた。別称蓬左(ほうさ)は,西からみて熱田(古名,蓬萊島)の左に位置するためである。《江家次第》裏書に平安時代末の荘園〈那古野庄〉として出るのが初見。…

※「蓬左」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む