小文(読み)ショウブン

精選版 日本国語大辞典 「小文」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶみ【小文】

  1. 〘 名詞 〙 半切紙(はんきりがみ)を用いた書状半切りのひねり文。
    1. [初出の実例]「九州少弐方え御状事、以備前殿之。大概案文有之、小文也」(出典親元日記‐寛正六年(1465)九月一一日)

しょう‐ぶんセウ‥【小文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ちょっとした文。短い文章。
    1. [初出の実例]「我は宛(あたか)故郷なる小文を書きつつ」(出典:帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一)
  3. 自分の文章をへりくだっていう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む