蓬矢(読み)ホウシ

デジタル大辞泉 「蓬矢」の意味・読み・例文・類語

ほう‐し【×蓬矢】

よもぎで作った矢。邪気を除くまじないとして用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「蓬矢」の意味・読み・例文・類語

ほう‐し【蓬矢】

  1. 〘 名詞 〙(よもぎ)の葉で作った矢。昔、中国で、男子誕生の際、桑の枝で作った弓でこれを四方に射て将来雄飛を祝った。→桑弧(そうこ)蓬矢
    1. [初出の実例]「蓬矢、葦戟、神符、呪禁之族、以防外難」(出典三教指帰(797頃)中)

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