蓮角(読み)レンカク

デジタル大辞泉 「蓮角」の意味・読み・例文・類語

れん‐かく【×蓮角】

チドリ目レンカク科の鳥。体形クイナに似るが、繁殖期に尾が著しく長く伸び、全長約50センチになる。顔からのどと翼が白色、首の後ろが橙黄色ほか黒色。指と爪が特に長く、スイレンの葉の上を歩いて餌を探す。南アジア分布

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精選版 日本国語大辞典 「蓮角」の意味・読み・例文・類語

れん‐かく【蓮角】

  1. 〘 名詞 〙
  2. レンカク科の鳥。全長約五五センチメートル。尾羽が約二五センチメートルと長く、キジに似る。あしの指とつめが著しく長いのが特徴で、水面に浮くスイレンの葉上をも歩くことができる。頭およびくびの前面は白色、くびの背面は黄色で、両部は黒線で画される。背面は紫褐色で翼は白色。翼の先端と尾羽は黒い。腹面は黒褐色。冬羽は頭頂が赤みを帯び、背面は銅褐色を帯びる。中国・台湾・マレー・インドなど東南アジアに分布。水草の茂った湖沼にすみ、昆虫や草の根・種子などを食べる。みずきじ。
  3. レンカク科の鳥の総称。世界の熱帯地方に七種が分布する。以外は尾が長くないが、いずれも体型・習性に似る。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蓮角」の解説

蓮角 (レンカク)

学名Hydrophasianus chirurgus
動物。レンカク科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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