「書紀‐皇極元年二月」の記事中の人名の訓注に「水雞、此をば倶毗那(クヒナ)と云ふ」とある。
( 1 )鳴き声に特徴があって「古今六帖」などでは戸を叩く音に聞きなされた。しかし、「古今集」や「後撰集」「千載集」「新古今集」に見えず、八代集でわずか五例にすぎないから和歌の景物としては定着していないといえよう。
( 2 )挙例の「拾遺‐恋三」で鳴き声を人の訪れと誤解すると詠んで以来、人の訪問に関わる風物として継承されていく。
( 3 )中世になると夏の風物詩として定着していき、俳句では夏の季語となっていく。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…ショクヨウガエルの別名をもつアメリカ合衆国原産のウシガエルRana catesbeiana(イラスト)をはじめ,カエルは世界各地で食用に供されている。例えば,ヨーロッパトノサマガエルRana esculentaの英名edible frogは食用ガエルを意味し,南アジア産トラフガエルRana tigrinaはもも肉の味から水鶏(ツイコイ)と呼ばれる。アマゾン川流域ではアベコベガエルPseudis paradoxaの全長25cmに達するオタマジャクシまでが,市場で売られている。…
※「水鶏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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