蔣経国(読み)しょうけいこく

世界大百科事典(旧版)内の蔣経国の言及

【中華民国】より

…総統は陸海空三軍の統帥権を有し,行政院長の任命権も有している。総統は,50年から75年まで蔣介石,蔣介石の死後は75年から78年まで副総統だった厳家淦(げんかかん)がなり,78年,第5回国民大会で蔣経国が選ばれたが88年1月に死去し,副総統であった李登輝が総統に就任した。96年5月の直接選挙で選ばれた最初の総統は,台湾出身の現職総統李登輝であった。…

【中国国民党】より

…この間,49年の中華人民共和国成立にいたる人民解放戦争によって国民党は大陸における存立基盤を失うが,党内の反蔣左派によって創立された中国国民党革命委員会(民革と略称)は,中華人民共和国の民主諸党派の一つとして今日も活動している。蔣介石亡きあとの台湾の国民党は,蔣介石の息子の蔣経国が中央委員会主席となり,ついで李登輝が同主席となった。
[国民党成立前史]
 国民党の前身は,1894年(光緒20)11月,孫文がホノルルで創立した革命団体興中会に始まる。…

※「蔣経国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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