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蔭涼軒 いんりょうけん

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世界大百科事典 第2版の解説

いんりょうけん【蔭涼軒】

京都五山の一つである相国寺(しようこくじ)山内の塔頭(たつちゆう)鹿苑(ろくおん)院の南坊にあった寮舎。創建年は明らかでないが,将軍足利義満が鹿苑院内に設けた寮舎に,将軍義持が蔭涼軒なる名を付したものと思われる。1425年(応永32)相国寺炎上に際し,蔭涼軒も焼失したが,39年(永享11)将軍義教によって再建された。しかし,応仁の乱に再び焼失し,以後再建されなかった。蔭涼軒は将軍の小御所的なもので,軒主は将軍であったが,留守職として近侍の禅僧があてられた。

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