蔵書新鮮度(読み)ぞうしょしんせんど(英語表記)currentness of library collection

図書館情報学用語辞典 第5版 「蔵書新鮮度」の解説

蔵書新鮮度

図書蔵書を評価する指標一つで,ある年に新規に受け入れた図書の冊数を年の終わりの蔵書冊数で割った値.一般に,新規に受け入れた蔵書の利用は,受入直後を最高として数年はよく利用されるが,その後利用は急速に減少する.多く公共図書館大学図書館の学習用コレクションなどでは,蔵書の利用を高めるためには,蔵書新鮮度を高めることが必要となる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android