蕺草(読み)ドクダミ

デジタル大辞泉 「蕺草」の意味・読み・例文・類語

どく‐だみ【蕺草】

ドクダミ科の多年草。日陰の湿地に生え、高さ15~35センチ。全体悪臭がある。葉は広卵形。夏、淡黄色の小花穂状につけ、その基部に白いほう十字形につき、花びらのように見える。整腸解毒利尿などの民間薬として用いる。十薬じゅうやく 夏》「―や真昼の闇に白十字/茅舎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蕺草」の解説

蕺草 (ドクダミ・ドクダミソウ;ドクダメ)

学名Houttuynia cordata
植物。ドクダミ科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android