薄紅葉(読み)うすもみじ

精選版 日本国語大辞典 「薄紅葉」の意味・読み・例文・類語

うす‐もみじ‥もみぢ【薄紅葉】

  1. 〘 名詞 〙 すっかり紅葉しきらず、薄く紅葉した程度の木の葉。また、その色。初紅葉。また、木の葉が薄く紅葉すること。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「もずのゐる櫨の立枝の薄紅葉たれ我が宿の物とみるらん〈藤原仲実〉」(出典:金葉和歌集(1124‐27)秋・二四三)
    2. 「色付や豆腐に落て薄紅葉〈芭蕉〉 山をしぼりし榧(かや)下露杉風〉」(出典:俳諧・芭蕉杉風両吟百韻(1786))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む