病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
薬の剤型と、そのじょうずな服用法・使用法
薬は、成分となる原料のままでは効果や安全性が問題になったり、味や臭いのために服用できないものが多く、加工を施すことで、飲みやすさ・吸収・作用の持続を高め、副作用を防ぎ、使用しやすい形にしています。加工することを製剤といい、できあがったかたちを剤型と呼んでいます。
近年の製剤技術の進歩は著しく、従来は入院のうえ注射でしか使用できなかった薬が、内服剤や外用剤として自宅や通院で用いられるようになっています。
薬は、その性質、投与ルート(どのように使うか)、使う人の病状に合わせて、おもに内服剤、注射剤、外用剤の3つの剤型でつくられています。
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