薬師三尊像(読み)やくしさんぞんぞう

旺文社日本史事典 三訂版 「薬師三尊像」の解説

薬師三尊像
やくしさんぞんぞう

薬師如来中心に,左右脇侍 (わきじ) 菩薩日光月光菩薩が多い)を配し一組とした像
薬師如来は東方浄瑠璃浄土に住み,衆生病苦無明を救う仏とされ,左手薬壺 (やくこ) か宝珠をもつことが多い。奈良の薬師寺金堂の薬師三尊像が有名。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android