精選版 日本国語大辞典 「藍尾」の意味・読み・例文・類語 らん‐び【藍尾・婪尾】 〘 名詞 〙① 饗宴の席で、順々に杯を回し、最後の者が三杯連飲すること。[初出の実例]「左大弁一献執酌〈略〉依例有濫尾」(出典:権記‐長保六年(1004)二月二八日)[その他の文献]〔白居易‐七年元日対酒詩〕② 最後。最末。〔楊万里‐八月朔暁起趣弁行李詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「藍尾」の読み・字形・画数・意味 【藍尾】らんび 末坐にあって、三杯連飲するをいう。〔容斎四筆、九、藍尾酒〕(申)澄(しんとちよう)、因りて揖(いふそん)して曰く、人より始めて、ちり、澄、婪尾(らんび)に當ると。蓋(けだ)しを以て婪と爲す、~最も後に在りて飮むを謂ふ。~酒律に~飮三盃を尾と爲すと。字通「藍」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報