藍鼠(読み)アイネズミ

精選版 日本国語大辞典 「藍鼠」の意味・読み・例文・類語

あい‐ねずみあゐ‥【藍鼠】

  1. 〘 名詞 〙 染色の名。濃い青色がかった鼠色。藍色を帯びた鼠色。あいけねずみ。あいねず。
    1. [初出の実例]「ろかう茶やあい鼠(ネズミ)をきせ、金もおるの帯に丸ぐけのこしおびさせて」(出典談義本・当世穴穿(1769‐71)二)

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色名がわかる辞典 「藍鼠」の解説

あいねず【藍鼠】

色名一つJISの色彩規格では「暗い灰みの青」としている。「あいねずみ」とも読む。一般に、やや藍色が加わった鼠色をさす。江戸時代、高価な染料である紫根しこん紅花べにはななどを使った染め物が禁じられたため、庶民は安価な染料で染められる茶色系統、鼠色系統、紺色系統の組み合わせを増やしてお洒落しゃれを楽しんだ。藍鼠はその一つ。

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