日本歴史地名大系 「藤内神社」の解説 藤内神社ふじうちじんじや 茨城県:水戸市藤井村藤内神社[現在地名]水戸市藤井町町の中央より東寄りにある。祭神は経津主命。旧村社。仁和元年(八八五)官社に列し、「延喜式」神名帳の那賀(なか)郡七座に小社として「藤内(フチウチノ)神社」とみえる。常陸二十八社の一つ。康平年間(一〇五八―六五)源義家が征奥の途次武運を祈願し当社より藤の枝を受け、この時一〇万人の兵を集めた所として本社の西方の広野を十万原(じゆうまんばら)という(新編常陸国誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by