朝日日本歴史人物事典 「藤原家子」の解説
藤原家子
生年:生年不詳
奈良時代の女官。贈正三位尚膳。「やかこ」とも。藤原宇合の娘で,従兄弟の魚名と結婚し,鷹取,鷲取らを出産したものと思われる。当時,貴族の間では近親結婚による一族結集が顕著で,また上層貴族の妻たちはほとんど高位女官として活躍したが,その典型例。<参考文献>「藤原朝臣家子」(『角田文衛著作集』5巻)
(服藤早苗)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...