藤原御楯(読み)ふじわらの みたて

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原御楯」の解説

藤原御楯 ふじわらの-みたて

715-764 奈良時代公卿(くぎょう)。
霊亀(れいき)元年生まれ。北家藤原房前(ふささき)の6男。母は牟漏(むろの)女王。美濃守(みののかみ)をへて天平宝字(てんぴょうほうじ)3年参議。授刀督(たちはきのかみ),伊賀近江按察使(いがおうみあぜち)となり,妻児従(こより)の父藤原仲麻呂の政権をささえた。従三位。天平宝字8年6月9日死去。50歳。初名は千尋(ちひろ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android