藤原懿子(読み)ふじわらの いし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原懿子」の解説

藤原懿子 ふじわらの-いし

1116-1143 平安時代後期,後白河天皇の妃。
永久4年生まれ。父は藤原経実。母は藤原公実の娘。左大臣源有仁の猶子。後白河天皇親王のとき妃となり,守仁親王(二条天皇)を生む。産後まもない康治(こうじ)2年6月24日死去。28歳。従二位,皇太后を追贈された。名は「よしこ」ともよむ。

藤原懿子 ふじわらの-よしこ

ふじわらの-いし

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 いし

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む