藤原行長(読み)ふじわらの ゆきなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原行長」の解説

藤原行長(1) ふじわらの-ゆきなが

?-? 鎌倉時代官吏
藤原行隆の子。関白九条兼実(かねざね)の家司(けいし)で,蔵人(くろうど),下野守(しもつけのかみ)をつとめる。漢詩文にすぐれ,元久2年(1205)の「元久詩歌合」の詩作者のひとり。従弟葉室時長とともに,「平家物語」の作者とされる信濃前司(しなののぜんじ)行長に擬せられている。

藤原行長(2) ふじわらの-ゆきなが

土佐行長(とさ-ゆきなが)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 土佐行長

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む