藤原貞守(読み)ふじわらの さだもり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原貞守」の解説

藤原貞守 ふじわらの-さだもり

798-859 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
延暦(えんりゃく)17年生まれ。北家藤原楓麻呂(かえでまろ)の曾孫(そうそん)。承和(じょうわ)の変に連座して,廃太子された恒貞(つねさだ)親王の春宮亮(とうぐうのすけ)から越後権守(えちごのごんのかみ)に左遷される。承和14年ゆるされて入京。蔵人頭(くろうどのとう),右大弁をへて,仁寿(にんじゅ)3年(853)参議となり,のち式部大輔(しきぶのたいふ)をつとめた。従四位上。貞観(じょうがん)元年5月1日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む