藤堂元甫(読み)とうどう げんぽ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤堂元甫」の解説

藤堂元甫 とうどう-げんぽ

1683-1762 江戸時代中期の武士
天和(てんな)3年生まれ。伊勢(いせ)津藩士。伊賀上野城代をつとめる。伊勢・伊賀・志摩3国の地誌「三国地志」の編集にあたるが,宝暦12年9月6日伊賀志未完のまま死去。80歳。嗣子藤堂元福がこれをひきつぎ,13年完成させた。俳諧(はいかい)を榎本其角(きかく)にまなび,松尾芭蕉(ばしょう)の資料をあつめ,再形庵文庫をつくった。初名は元英。号は好問斎,白舌翁(はくぜつおう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む