日本歴史地名大系 「藤枝溜池」の解説 藤枝溜池ふじえだためいけ 青森県:北津軽郡金木町藤枝村藤枝溜池高長根(たかながね)山を源とする妻の神(さいのかみ)川が西流し、津軽平野低地に達するところでせき止められて築かれた溜池。藤枝の東南部、金木台地の先端に立地し金木の芦野(あしの)に湾入する。東西一三町一七間・南北三三町三間、周囲およそ一里(陸奥国津軽郡村誌)。元文元年(一七三六)の検地帳に「溜池二百間 八拾間五町三反三畝拾歩 一ケ所」とあり、徳田伝兵衛が元禄一一年(一六九八)金木新田取立てのとき同所堰溜池大川堤奉行を命ぜられ(「徳田家由緒書」金木郷土史)、同一四年溜池土堤が竣工した(金木郷土史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by