日本大百科全書(ニッポニカ) 「芦野」の意味・わかりやすい解説 芦野あしの 栃木県那須(なす)郡那須町の一地区。旧芦野町。中世には芦野氏の城下町、近世には奥州街道の宿駅として栄えたが、東北本線、国道4号から外れ、さびれた。国道294号が通じる。芦野の北西にある温泉神社前に「遊行柳(ゆぎょうのやなぎ)」があり、西行(さいぎょう)の歌「道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」と謡曲で有名。[櫻井明久][参照項目] | 那須(町) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芦野」の意味・わかりやすい解説 芦野あしの 栃木県北部,那須町東部の地区。旧町名。江戸時代には奥州街道の宿場町であった。現在国道 294号線が通る。芦野石を採掘。周辺は日光国立公園に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の芦野の言及 【那須[町]】より …中心集落の黒田原は1891年東北本線の駅ができてから発達した新しい集落である。江戸時代に奥州街道の宿駅だった芦野は鉄道からはずれ衰退した。那須火山一帯は日光国立公園に属し,山腹に那須温泉郷が散在する。… ※「芦野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by