藤柄町(読み)ふじがらちよう

日本歴史地名大系 「藤柄町」の解説

藤柄町
ふじがらちよう

[現在地名]水戸市白梅しらうめ三―四丁目

吉田よしだ神社の東下にあり水戸街道に沿う。東西吉田村。延文六年(一三六一)の某所田地目録写(吉田薬王院文書)に「ふちから」とある。「水府地名考」に「古老の伝説にハ、日本武尊此所に船を藤柄に繋き給へるよりの名なり(中略)此処昔ハ吉田神社の馬場の如くに思ハる」とあり、古くは吉田村に属した。「水府地理温故録」は「吉田村永引之内、田方にて子より藤柄町道代に成といふ見ゆ。予胤明按ずるに、寛永十八巳御検地以後の子にて極りぬれば、慶安元の頃の子にもや」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む