藤波甚助(読み)ふじなみ じんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤波甚助」の解説

藤波甚助 ふじなみ-じんすけ

1850-1917 明治-大正時代の郷土史家。
嘉永(かえい)3年5月2日生まれ。明新館にまなぶ。明治16年英語塾をひらき,のち静岡英語専門学校を創立した。出身者に高木信威(のぶたけ),山路愛山らがいる。36年静岡市史編纂主任となる。37年から13年間の日記見聞録がのこる。大正6年1月2日死去。68歳。駿河(するが)(静岡県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android