藤谷豊(読み)フジヤ ユタカ

20世紀日本人名事典 「藤谷豊」の解説

藤谷 豊
フジヤ ユタカ

昭和・平成期の自然保護運動家 元・(社)ナショナル・トラストをすすめる全国の会会長;;元・斜里町(北海道)町長



生年
大正2(1913)年

没年
平成6(1994)年2月22日

出生地
北海道白糠郡音別町

学歴〔年〕
網走中卒

主な受賞名〔年〕
環境庁環境保全功労者表彰〔昭和54年〕,朝日森林文化賞(第1回)〔昭和58年〕,勲四等瑞宝章〔昭和62年〕,斜里町名誉町民

経歴
昭和38〜54年4期斜里町長をつとめる。52年知床国立公園の自然を守るため“知床100平方メートル運動”を発案知床半島の土地購入を広く市民に呼びかけ、ナショナル・トラスト運動を推進。58年〜平成4年ナショナル・トラストを進める全国の会会長も務めた。本業はサケ定置の網元、豊慶漁業部社長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「藤谷豊」の解説

藤谷 豊
フジヤ ユタカ


肩書
元・斜里町(北海道)町長,元・(社)ナショナル・トラストをすすめる全国の会会長

生年月日
大正2年

出生地
北海道白糠郡音別町

学歴
網走中卒

経歴
昭和38〜54年4期斜里町長をつとめる。52年知床国立公園の自然を守るため“知床100平方メートル運動”を発案、知床半島の土地購入を広く市民に呼びかけ、ナショナル・トラスト運動を推進。58年〜平成4年ナショナル・トラストを進める全国の会会長も務めた。本業はサケ定置の網元、豊慶漁業部社長。

受賞
環境庁環境保全功労者表彰〔昭和54年〕 朝日森林文化賞(第1回)〔昭和58年〕 勲四等瑞宝章〔昭和62年〕 斜里町名誉町民

没年月日
平成6年2月22日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤谷豊」の解説

藤谷豊 ふじや-ゆたか

1913-1994 昭和後期-平成時代の自然保護運動家。
大正2年12月8日生まれ。昭和38-54年北海道斜里町長。52年知床(しれとこ)半島の自然を開発からまもる「知床100平方メートル運動」を提唱。全国からの基金で開発予定地の保全に成功。日本のナショナルトラスト運動のさきがけとなった。平成6年2月22日死去。80歳。北海道出身。網走中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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