虎屋まんじゅう(読み)とらやまんじゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「虎屋まんじゅう」の意味・わかりやすい解説

虎屋まんじゅう
とらやまんじゅう

虎屋黒川の酒まんじゅうで、本来は京菓子である。明治維新皇居が東京に移ったとき、御所御用を務めてきた関係で本店を東京に移したが、現在でも、京都一条烏丸(からすま)西入ルにある支店は、中興の祖といわれた黒川円仲(?―1635)以来の名残(なごり)をとどめている。その円仲が漉(こ)し餡(あん)を甘酒皮でくるんで蒸し、後水尾(ごみずのお)天皇在位1611~29)に献上してから虎屋まんじゅうは有名になった。餡のうまみと皮の美しさ、醸し出される香りとが一体となった名菓である。

[沢 史生

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む