虫尽(読み)むしづくし

精選版 日本国語大辞典 「虫尽」の意味・読み・例文・類語

むし‐づくし【虫尽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歌や意匠などに、虫ばかりを多く並べあげる趣向。また、そのもの。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「やさしき形の物や虫(ムシ)づくしの草紙に是を書もらせし事ぞと」(出典浮世草子・浮世栄花一代男(1693)二)
  3. むしあわせ(虫合)
    1. [初出の実例]「絵合・草づくし・虫づくし・さまざま興ありしことども、思ひ出で」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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