虫歌観音堂(読み)むしうたかんのんどう

日本歴史地名大系 「虫歌観音堂」の解説

虫歌観音堂
むしうたかんのんどう

[現在地名]長野市松代町豊栄

松代まつしろ町中心より豊栄とよさか地区への入口にある。真言宗福徳ふくとく寺の末寺本尊は四メートルの観音菩薩像。創建は大同元年(八〇六)とも、また福徳寺六世の僧快雄法印が虫歌山引虫いんちゆう寺を建立した天文一三年(一五四四)とも伝える。養蚕守護仏として信仰され、現在も四月一七日に大祭が行われ、蚕種売りなどで賑う。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む